事務所ブログ

2012.06.01更新

会社や法人については、
登記事項(謄本に載せる事項)に変更があった場合、
2週間以内に法務局に変更登記を申請しなければなりません。
これに違反すると反則金・・正しくは「過料」を
支払わなければなりません。(会社なら会社法976条1号)

2週間を1日でも過ぎたら、過料をかけられるかといと
多少、大目には見てくれているようですが、
法律上は2週間ですから、1日過ぎて
過料をかけられても文句は言えません。

登記手続きをし忘れるもので多いのは役員関係です。
以前は株式会社の取締役の任期は2年でした。
なので、2年に1回は登記手続きが必要でした。
任期満了して再選重任で交代がなくても
重任の登記手続きをしなければならないからです。
現在は会社によっては任期を最長10年にできますが、
10年後に覚えておかないと登記し忘れます。

さらに忘れやすいのが、役員の住所の変更です。
株式会社なら代表取締役、有限会社なら取締役など
会社、法人で住所まで登記簿に載る役員がいます。
その役員が住所を移ったら、やはり2週間以内に
法務局での登記手続きが必要です。

役員に任期のない有限会社で、
役員の住所変更登記を十数年していなくて、
過料が十数万円かかったとの話も聞きます。
過料の計算方法は私たちにはわかりませんが、
放置した期間が長ければ過料の金額も大きくなるようです。

以前ある人が「登記手続きをする費用より、
過料の方が安いから手続しない。」と言っていたそうですが、
長く放置すると過料も高くなりますから、
「過料の方が安い」は正確ではないと思います。

過料がかかるとき検察庁から代表者個人宛てに通知がきます。
決して気持ちのいいものではありません。
そもそも、会社法その他の法令で登記が義務付けられています。
登記簿の情報が古いままだと、せっかく登記している意味も薄れます。
忘れずに登記して、過料などかからないようにしましょう。

北九州市門司区、小倉北区、小倉南区、
戸畑区、若松区、八幡東区、八幡西区で、
会社の設立、役員変更、増資や
各種法人の登記手続は
角田・本多司法書士合同事務所にご依頼ください。

投稿者: 司法書士 本多寿之